トランク型のケースのキャスターが摩耗している状態
症状別ガイド

トランク(トランクケース)の修理|キャスター交換1か所3,500円(税別)〜と、直せる場所

2026.10.23 公開

先に結論

  • 「トランク」「トランクケース」とお呼びのものも、旅行用のケースであればご相談いただけます
  • 直せる場所はスーツケースと同じで、車輪(キャスター)・持ち手・ロック・ヒンジ・ボディに分かれます
  • 車輪の交換は4輪タイプなら1か所3,500円(税別)〜。車輪が2か所だけのタイプは別料金です
  • 部品が手に入らない古いケースは、代用品での交換や部品の作製で直せる場合があります

「スーツケース」ではなく「トランク」と呼んでいるので、修理店に相談してよいのか分からない。そうしたお問い合わせをいただきます。結論から申し上げると、旅行や出張で使うケースであれば、呼び方が違ってもご相談いただけます。当店で直しているのは、ケースに付いている車輪・持ち手・ロック・ヒンジ・ボディという部位であって、商品名ではありません。

なお、ここでご案内しているのは旅行用のケースの修理です。自動車のトランク(荷室)の修理は承っておりません。

部位ごとの料金

下の表は、ブランドを指定しない場合の料金です。トランク型のケースも、この区分で見積もります。

修理内容料金(税別)
キャスター交換/4輪タイプ・単輪(土台1か所にタイヤ1枚)1か所 3,500円/4か所 11,800円
キャスター交換/4輪タイプ・双輪(土台1か所にタイヤ2枚)1か所 4,000円/4か所 12,000円
キャスター修理/2輪タイプ(タイヤと横軸のみの交換)1か所 5,500円/2か所 9,500円
(縫製作業が必要な場合は+1,000円)
車輪の土台(ハウジング)交換/4か所15,000円
(構造により縫製作業が必要な場合は+1,000円)
樹脂ハンドル交換5,500円〜
布ハンドルの修理・交換5,500円〜
TSAロックの開錠3,500円〜

車輪の金額は、土台1か所あたりに付いているタイヤの枚数で変わります。タイヤの直径では変わりません。車輪が2か所だけのタイプは土台の構造が違うため別料金で、表の「2輪タイプ」の行をご覧ください。キャスター交換の作業時間の目安は来店30〜60分、郵送2〜3営業日です。

革の持ち手やボディの割れ、ヒンジ(蝶番)など、ここに載せていない部位の金額は修理料金のページ に一覧があります。車輪の症状別の説明はキャスター修理のページ にまとめています。

古いトランクで多いご相談は「部品がもうない」

長く使われているトランクほど、メーカーの部品供給が終わっていることがあります。その場合でも、同じ寸法・同じ規格の代用部品に替える、あるいは部品そのものを作ることで直せる場合があります。

2025年4月〜2026年9月に当店で受け付けた修理の記録では、キャスターの部品交換4,020件のうち、代用部品が3,845件(95.6%)、純正部品が172件(4.3%)、当店で作製した部品が3件(0.1%)でした。持ち手(ケースハンドル)の部品交換1,235件では、代用部品1,056件(85.5%)、純正部品127件(10.3%)、当店で作製した部品52件(4.2%)です。いずれも全ブランドを合計した数字です。

代用部品・作製部品でお伝えしていること

  • 代用部品は、見た目や仕様を選んでいただくことができません
  • 形の違いで1か所だけ替えるとがたつきが出ることがあり、状態によっては4か所の交換をおすすめします
  • ストッパー(ブレーキ)付きのキャスターは、交換後にその機能が使えなくなります
  • 当店で作製した部品は純正と同じ強度をお約束できず、色も近似色になります

修理事例

修理前:トランク型のケースのキャスターが摩耗している状態
修理前
修理後:キャスターを交換したトランク型のケース
修理後

キャスターが摩耗したトランク型のケースのご依頼です。走行に支障が出ていたため、キャスターを交換しました。この事例の詳細はキャスター交換の事例 をご覧ください。トランク型のケースを多く手がけているブランドの修理内容はグローブトロッターの修理ページ にもまとめています。

修理前:トランク型ケースのボディに亀裂が入っている状態
修理前
修理後:ボディの亀裂を補修したトランク型のケース
修理後

本体に亀裂が入ったトランク型のケースの補修です。ボディの修理は内部からの補強と、見た目を整えるパテ塗装に分かれます。料金の幅と仕上がりの考え方はボディ割れ修理のコラム で説明しています。

よくあるご質問

Q. 「スーツケース」ではなく「トランク」と呼んでいます。それでも見てもらえますか?

A. ご相談いただけます。当店が直しているのは車輪・持ち手・ロック・ヒンジ・ボディといった部位で、ケースの呼び方では料金も作業も変わりません。お問い合わせのときも、お使いの呼び方のままで差し支えありません。

Q. 自動車のトランク(荷室)の修理もしていますか?

A. 承っておりません。当店が扱うのは旅行や出張で使うケースと、そのケースに付いている部品です。

Q. 何十年も前のトランクです。部品はもうないと思うのですが、直せますか?

A. 現物を確認したうえでのご案内になりますが、同じ寸法・同じ規格の代用部品への交換や、部品の作製で対応できる場合があります。2025年4月〜2026年9月のキャスター部品交換4,020件のうち、95.6%にあたる3,845件は代用部品での交換でした。まずは写真をお送りください。

Q. 車輪が2つしかないトランクですが、交換できますか?

A. 車輪が2か所だけのタイプは、4輪タイプとは土台の構造が違うため料金が別で、タイヤと横軸のみの交換が1か所5,500円(税別)、2か所9,500円(税別)です。縫製作業が必要な場合は+1,000円(税別)をいただきます。土台そのものの交換が必要な場合は、別途お見積りになります。

Q. 鍵が開かなくなったトランクも相談できますか?

A. ご相談いただけます。TSAロックの開錠は3,500円(税別)〜です。ロック本体が壊れている場合は開錠だけでは解決しないため、状態を確認したうえで交換のご案内になることがあります。

ご相談の仕方

まずLINEまたはWebフォームから写真をお送りください。ケース全体が分かる1枚と、気になる部分に寄った1枚の計2枚に、「車輪が削れている」「鍵が開かない」「本体に割れがある」など症状を一言添えていただけると、判断が早くなります。車輪のご相談では、土台1か所にタイヤが何枚付いているかが分かる角度で撮っていただけると確実です。

郵送は全国から承っています(郵送修理の流れ )。名古屋市の上前津本店へ直接お持ち込みいただくことも可能です(来店修理の流れ )。