
2019.09.18 公開/2026.09.07 更新
スーツケースのキャスター交換|1か所3,500円〜・在庫時は店頭10分〜|依頼前に確認すること
👉 このページの要点
- キャスター交換は1か所3,500円(税別)〜、全箇所11,800円(税別)〜。店頭は1か所10分〜、郵送は2日〜
- 1か所だけの交換もできる。ただし残った車輪と径や硬さがそろわず、がたつきを感じることがある
- 車輪ではなく土台(キャスターハウジング)が割れている場合は、車輪を替えても直らない
- 交換は代用パーツが基本。見た目や仕様が元と変わることがあり、作業前に必ず説明したうえで進める
- 32mm〜120mmのタイヤを常時在庫。メーカー不明・古いモデルでも状態を見たうえで対応できる場合がある
キャスター交換の料金と作業時間
はじめに金額です。すべて税別の目安で、キャスターの種類やスーツケースの状態によって変わります。ブランドを指定しない場合の一般的な料金は次のとおりです。
| 修理内容 | 料金目安(税別) | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| キャスター修理・交換(1か所) | 3,500円〜 | 店頭10分〜/郵送2日〜 |
| キャスター修理・交換(全箇所) | 11,800円〜 | 店頭30分〜/郵送2日〜 |
| キャスター根本修理(ハウジング) | 状態により変わるためお見積り | 店頭60分〜/郵送2日〜 |
※ 店頭の作業時間は、部品の在庫がある場合の目安です。郵送は当店到着後の日数で、往復の配送日数は別途かかります。
ブランド別の金額は 修理料金一覧(ブランド別) に、修理の内容と流れは キャスター修理サービス にまとめています。
車輪だけの問題か、土台まで来ているか
「キャスターが壊れた」というご相談で、受付が最初に分けているのがここです。同じように見えても、直す部品も金額も変わります。
■ 車輪(タイヤ)の摩耗・剥がれ・ひび割れ → キャスター交換
外周のゴムや樹脂がすり減って中の芯が出ている、黄ばんで角が削れている、回転が引っかかる。この段階であればキャスターの交換で対応できます。1か所3,500円(税別)〜、店頭であれば1か所10分程度が目安です。

■ 車輪はまだ使えるのに、ぐらつく・斜めに傾く → 土台(ハウジング)側
キャスターを支えている土台の部分を、当店ではキャスターハウジングと呼んでいます。ここが割れている、軸が緩んでいるという場合、車輪だけを交換しても症状は直りません。ハウジングはスーツケースを転がすときに荷重を受ける部分なので、そのままにすると走行中に負担がかかり続けます。
ハウジングの修理は、破損の状態や部品の製造が終了しているモデルでは対応できないことも僅かにあります。ただし当店は加工部品を保有しているため、現物を確認したうえで対応できる場合があります。軸の緩みが原因のぐらつきであれば、現物を使って費用を抑えて直せることもあります。
⚠️ 音の原因も、車輪だけとは限りません
キャスター自体から出ている音であれば、静音タイプへの交換で軽減できます。ただしハウジングなど他の部位が原因のこともあり、音の感じ方には個人差もあるため、完全に無音になるとはお約束できません。実際の状態を見たうえでご案内します。詳しくは キャスターの異音の原因と対策 をご覧ください。
1か所だけ替えるか、まとめて替えるか
スーツケース救急車では1か所からの交換を承っています。費用を抑えたい場合、壊れた1か所だけを替えるのは十分に成り立つ選択です。
その一方で、新しい車輪と残っている車輪では、径や硬さがそろわないことがあります。その場合、走行時にがたつきを感じることがあるため、走行のバランスを重視される方には全箇所の交換をご案内しています。どちらが良いかはご予算と使い方によりますので、受付では残りの車輪の減り具合もあわせて拝見し、両方の見積額をお伝えしたうえでお選びいただいています。
交換で元と変わること(代用パーツについて)
キャスターは機種ごとに形状が異なり、数年経つと純正部品の供給が終わっていることがあります。そのため交換は代用パーツが基本になります。参考までに、スーツケース救急車が2025年4月〜2026年9月に受け付けたキャスター交換4,020件のうち、純正部品を使えたのは172件でした。
当店が使う代用パーツは静音ベアリング付きのもので、走行の軽さと静かさは元より良くなることがあります。ただし、変わってしまう点もあります。
- 車輪の色や形が元と異なることがある
- ストッパーなど、機種固有の機構は引き継げないことがある
- 径や硬さの違いにより、1か所だけの交換ではがたつきを感じることがある
これらは作業前に必ずご説明し、ご了解をいただいてから進めています。当店では32mm〜120mmのタイヤを常時在庫しているため、メーカーが分からないスーツケースや古いモデルでも、状態を確認したうえで対応できる場合があります。
店頭に持ち込むか、郵送で預けるか
お近くに修理店がない場合でも、郵送でお預かりできます。スーツケース救急車は名古屋の上前津本店と名駅作業所で店頭対応を行いながら、郵送修理を全国から承っています。
キャスター交換の目安は、店頭で部品の在庫があれば1か所10分程度、全箇所で30分程度です。郵送は当店到着後2日〜で、これとは別に往復の配送日数がかかります。純正部品の取り寄せや、土台(ハウジング)の加工を伴う場合はこれより長くなるため、現物を確認したうえで日数をご案内します。送り方や梱包については 郵送修理の流れ をご覧ください。

海外旅行中の破損であれば、ご加入の保険や航空会社の補償を使える場合があります。見積書の作成もお引き受けしていますので、必要な場合は受付でお申し付けください。詳しくは 保険を使った修理について をご覧ください。
依頼する前に、確認しておくと早い3つのこと
当店が受付で必ず伺っている内容です。あらかじめ分かっていると、見積もりも作業も早くなります。
■ 1. どんな症状か
「音が気になる」「タイヤが剥がれている」「動きが悪い」「片側だけ減っている」。どれに近いかで、車輪の問題か土台の問題かの見当がつきます。
■ 2. どのくらいの頻度で使うか
出張で毎週使うのか、年に数回の旅行で使うのか。使用頻度によって、耐久性を優先するか費用を優先するかのご提案が変わります。
■ 3. 見た目が変わることを許容できるか
代用パーツでの交換になると、車輪の色や形は元と変わります。ここを重視される場合は、純正部品を取り寄せられる機種かどうかを先に確認します。
よくある質問
Q. キャスターは1個だけでも交換できますか?
A. できます。1か所3,500円(税別)〜で承っています。ただし新しい車輪と残っている車輪では径や硬さがそろわないことがあり、その場合はがたつきを感じることがあります。走行のバランスを重視される場合は全箇所の交換をご案内しています。
Q. キャスターがグラグラします。車輪を替えれば直りますか?
A. 原因が土台(キャスターハウジング)の軸の緩みや劣化であれば、車輪を替えても直りません。ハウジングは転がすときに荷重を受ける部分なので、そちらの修理が必要です。軸の緩みが原因の場合は、現物を使って費用を抑えて直せることもあります。
Q. メーカーが分からない古いスーツケースでも交換できますか?
A. 対応できる場合があります。当店では32mm〜120mmのタイヤを常時在庫しており、スーツケースに使われるサイズをひととおり揃えています。まずは車輪まわりの写真をお送りください。
Q. 交換したキャスターは、元と同じ見た目になりますか?
A. 変わることがあります。純正部品の供給が終わっている機種では代用パーツでの交換になり、車輪の色や形が元と異なったり、ストッパーのような機種固有の機構を引き継げなかったりします。作業前に必ずご説明したうえで進めます。
Q. 近くに修理店がありません。郵送でも頼めますか?
A. 全国から郵送でお預かりしています。キャスター交換であれば当店到着後2日〜が目安で、往復の配送日数は別途かかります。送り方と梱包は 郵送修理の流れ にまとめています。
まとめ
- キャスター交換は1か所3,500円(税別)〜、全箇所11,800円(税別)〜。店頭は1か所10分〜
- ぐらつきや傾きは土台(ハウジング)側のことがあり、その場合は車輪の交換では直らない
- 1か所だけの交換も可能。ただし径や硬さの違いでがたつきを感じることがある
- 代用パーツでの交換が基本で、色・形・機種固有の機構が元と変わることがある
- 32mm〜120mmを常時在庫。郵送は全国対応で、当店到着後2日〜が目安
車輪まわりの全体と、傷んでいる箇所に寄った写真の2枚を、LINEかWebフォームからお送りください。「音がする」「片側だけ減っている」のように症状をひと言添えていただけると、車輪の交換で済むか土台の修理が必要かを判断しやすくなります。